ジャンパー

 ストーリーがキチンと書かれていない等の評判を読んだ上で観たら結構面白かった。
 ジャンパーのジャンプ(瞬間移動)を派手に表現して、パラディン(追跡者)との戦いをテンポよくスリリングに表現したのは素晴らしかった。88分と短めの時間でまとめられているから映像の派手さに注目してみる分には十分面白いですよ。
 個人的に気に入ったのは主人公のデヴィット・ライスの人間性。能力を自分のためにしか使わない彼の姿に共感を覚えた。
 ニュースでは水害で取り残された人々が救助困難な状況にあることを報道されていても見向きもしないのに、親や恋人が命の危機にさらされると必死になって助けようとする姿はまさに人間そのもの。
 どんな超能力があろうと人は人以上の存在にはなれない。そのチカラの使い方を他人が賞賛するのも非難することにも何の意味を持たないと思う。チカラを持たざる者が世のため人のために使えと言うのは吐き気がする。
 とにかく、この映画はストーリーどうのこうのじゃなくて、ジャンプを使ったアクションとデヴィットの人間らしい言動に注目して観れば十分面白い映画です。

DDD2

 だいぶ前に読み終わって、感想を書こうと思ってたのにほったらかしになってしまった。このままだと書かないまま終るんで、各エピソードをネタバレしない程度につつらつらと。

  • S.VS.S 2人の天才野球選手のすれ違いの話。読んでいて、社会的弱者に残酷な世の中に憤りとやるせなさを感じた。何故、世界は優れた天才を素直に肯定できないのだろう。
  • /FOMALHAUT 日守秋星が主役の話。性格といい戦闘能力といいこの作品の最強の一角を担う人物だよこのキャラ。
  • Vt.indaydream 最強の一角を担う人物その二の話。こいつは強力すぎて物語りに組み込むのが難しそうだけど、奈須きのこはどうやって物語を作っていくのかが楽しみ。

 DDDは最新巻まで読んだから、次は刀語を読みたい。が、しかし手元に3巻まであって、あと9巻買わないといけない。あわせて1万円くらいなんで、月に3冊くらいのペースで買ったほうがいいのかもしれない。

DDD1

 月姫Fateのシナリオを書いたことで有名な、奈須きのこの架空の精神病を扱った物語。
 同人時代に発表された、空の境界よりも文章が洗練されていて読みやすかった事にまず驚いた。次に、設定の説明が苦になって積本になるだろうな。と思ってたら設定自体はいたってシンプルで世界観を理解するのは簡単だった。
 そのかわり物語の構成が複雑で、視点となる人物の切り替えに騙されて、各話の後半になるたびにそうだったのかと唸らされた。これくらい捻りを効かせて読者の予想を裏切ってくれるとたまらないね、いい意味で。
 ただ、この作品は内容からして読み手を選ぶ作品だと思う。だって、キャラと設定が一般受けしないから。
 月姫Fateは受けやすいキャラとややこしいけど練りに練られた設定でポップに作られてるのに対して、DDDは良くも悪くも、病んでる上に人間離れしたキャラにわかりやすいけどマニアックな設定で、ポップというよりはロック、いやメタルと形容したほうがいい。
 金髪のアーパー吸血鬼や腹ペコの騎士王みたいなキャラの活躍を期待する方は避けたほうがいいです。そういう方は銀月のソルトレージュとかの方が楽しめます。
 いや、奈須きのこの尖った作品が読みたいという方は、書店で購入して読めばいいと思うよ。

W54Sに機種変更した

 ようやく入荷したようで機種変に行って来た。ベルベットブラックが無くて泣く泣くアクアブルーを選んだ。
 これでパソコン内の音楽を携帯に転送出来るようになったんで、LISMO Protをインストールしてパソコンと接続。ここで問題が起こった。

  1. 急に携帯との接続が切れる
  2. 充電しながらじゃないと転送中に電源が切れる

 前者は接続が切れるたびにクレードルから取り外さないといけない。さらに接続にかかる時間がかなり長い。後者に関してはUSB充電に対応しない限り不可能なんで諦めた。
 auSONYは早いとこアップデートしてこの問題を改善してください

 よく考えたら東京タワーも日テレが製作に関わってるから結局出来レースだったんだ。自分の無知をさらしてしまったorz

東京タワーが最優秀作品賞を受賞しました

 また三丁目の夕日が受賞しなくて本当によかった。だって日テレの権力使った出来レースに見ちゃうからね。いや、三丁目の夕日はいい作品ですよ。吉岡さんの演じる茶川はすごくいいんですよ。
 去年のバラエティー番組みたいな構成よりも、粛々とした雰囲気の方が観てて緊張感があっていい。くりいむの上田さんはぎりぎりだけど、南海の山ちゃんはどう考えても場違いだったしね。
 個人的に一押しのキサラギが最優秀作品賞を逃したのは残念でならない。紹介記事を書きたいけど、ネタバレすると面白さが激減する作品なんで書くのに困る。どうかいてもネタバレしそうだし、ネタバレを回避しつつ興味を湧かせる技術がないんですよ。

 最近は映画を見る本数が減ってるんで、次回のノミネート作品が発表されたときに全部観たって言える様に、今年はノミネートしそうな映画を観ていこう。

絶望少女選集と絶望劇場の原作再現度が高くて絶望した!!

 第1期の内容に不満を感じてたので、原作片手に観賞&視聴していて体の先っぽから変な液体が出るくらい感動した。久米田先生の作品には人気取り的な萌えや媚びは必要無い事を再認識できた。
 第2期も原作忠実に作ってるうえに、原作だけだと尺が足りない部分をシャフトお得意のパロディーを利用して埋めていて、うまい具合に作用していて面白い。
 以前、2期もつまんないとか書いて本当にごめんなさい。2期のDVD全部買うんで勘弁してください。でも、1期のDVDは売るかもしれません・・・・

オーディオ関連でお金を使いすぎました

 年末から先週にかけてヘッドホンやらインテリアCDスピーカーやらを購入して、総額が5万円を超えてしまった。いや、デジカメも買ったからあわせて約10万位使ったことになるのか。
 使いすぎだと反省してる折に、auW54Sの発売日が今週の2月1日なのが発覚。さらに春モデルが2月以降から順次発売されることが発表されてたよ。ここは春モデルが出揃うまで様子を見たほうがよさそうだ。
 どうでもいいけどLiptonのバニラティーが甘すぎておいしくないよ・・・